●バージョンアップなどに伴う変更などまとめ(2025/03)
注意
この記事は、BlueStacks で Last Shelter : survival (LSS) をマルチインスタンスでプレイするためのものです。他のゲームやシングルインスタンスでプレイする場合には適さないかと思います。
BlueStacksの更新状況
この記事を書いている時点での BlueStacks のバージョンは 5.22.xxx です。このバージョンでは Android13 がβ版として利用できるようになりましたが、この記事では検証しません。
また、以前と比べて広告が増えたり定期的にオファーを通知してくるようになりました。(設定でだいたい無効化できます)
LSSの更新状況
これは体感で検証した結果ではありませんが、ゲーム自体はここ2年くらいでどんどん重くなっていると思います。
NOX player など他のエミュレータを使用しているユーザからもそんな話を聞きますので、OSのパッチやエミュレータとの相性ではなく、ゲーム自体が重くなっているのでしょう。
●Androidバージョンによる違いまとめ(2025/03)
私の使用環境で、メインインスタンスが不安定となってしまった為、BlueStacks のアインインストール・再インストールを実施しました。
※インスタンスを複製している場合、ベースのインスタンスを削除するとコピー先のインスタンスも削除されます
大まかにLSSの動作を確認してみたところ、次のような結果となりました。
Androidバージョン | GPU負荷分散 | LSSの安定度 |
---|---|---|
Nougat 64bit (Android 7.x) | ◯ | 不安定 |
Pie 64bit (Android 9) | ◯ | 安定 |
Android11 64bit | ✕ | 安定 |
Android13 64bit(β) | 未検証 | 未検証 |
以前の記事でも書いたように、私の環境ではプライマリGPUをCPU内蔵のものに設定しています。(そうしないと増設側しか使えないため)
NougatとPieではインスタンス毎に 「専用のGPUを使用する」 のチェックを切り替える事で、増設側のGPUとCPU内蔵GPUの負荷分散ができましたが、Android11では常に増設側が使用されていました。
私の環境ではメモリやGPUの性能は足りていて、CPU性能が不足している状態なので Andoroid11でも良い気はしますが、体感的には Pieの方が快適でした。
BlueStacks でOS側の不要な機能はスポイルされているとは思いますが、古いOSの方がカーネルの規模の観点からも設計は軽いでしょう。とはいえ、Nougat 64bit ではゲームが起動できないことが多く、私の環境では使い物になりません。
新しいOSの方がCPUの新しい命令セットに対応する・GPUのドライバが新しい…などのメリットがあるかとは思いますが、軽くプレイしてみた感じでは有意義な違いは感じられませんでした。この辺りはハードウェアによって違うかもしれません。
という訳で、しばらくは Pie 64bit で使用することになりそうです。
●常時起動はコストが高い
このゲームを始めた頃には1~4インスタンスでGPU増設もなく、ゲーム自体も軽かったので、CPU使用率がほぼ常時100%というような状況ではありませんでした。プレイ環境のPCは他のサーバ機能も兼ねているので常時稼働せざるを得ないのですが、電気代がかなり高くなってしまいました。
利用環境の都合上、BlueStacks の各インスタンスについてデスクトップ上のウインドウ配置が固定しづらいので、こまめに終了したくないのも原因です。(インスタンスを順に起動して、GPU切り替えしてウインドウを配置するのに数分かかります)
LSSの常時起動は、終末の宝探しの朋友特典が得られやすい程度のメリットしかないのでコストには見合いません。
現在は8ウインドウ起動で8+4垢の切り替えで同期操作をしていますが、4+4+4垢で操作してもそれほど効率は悪化しない気がします。
4ウインドウであれば、設定を高めにしない限りにおいて、Intelで言えばCore i5相当のCPUと内臓GPUで、32GB程度のメモリでも運用できますから、専用のミニPCを用意した方が良さそうです。(電気代の差額で1年以内にペイできてしまう…)
4インスタンスでGPU切り替えをしないのであれば、インスタンスの同時起動が可能で、配置も 1列×4ウインドウ の自動が利用できるので、BlueStacks 起動からゲームプレイ可能になるまでの時間が大幅に短縮できますね。
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